重層的支援体制整備事業についての研修会
あたたかい心居宅介護支援事業所です。
いつも、皆様のあたたかいご支援のおかげで、ケアマネジャーの業務をさせて頂いています。
今回は2023年10月10日火曜日に瑞穂区在宅サービスセンター1階研修室にて、瑞穂区東部いきいき支援センターさん主催で、瑞穂区社会福祉協議会担当職員さんが、重層的支援体制整備事業について説明、質問等を行いました。
重層的支援体制整備事業って何だろうと思いますが、色々な制度のはざまの問題や8050問題等複合的な課題を抱え、必要な支援が行き届いていない世帯が、高齢者、障害、児童、男性、女性等の枠組みを超えた、複合的な問題について解決するために支援を行う制度です。
例えばケアマネジャーが、ご利用者様からうちの子供は、引きこもりで仕事もできず、私の年金で過ごしている。もう私も年なので、どうすることもできない。と言われたら、ケアマネジャーは話を聞くだけではなく、重層的支援整備を行う機関に相談し、子供の金銭的な問題、仕事について、引きこもりと言う病気に関して、一緒に解決するような仕組みを作ってもらう。その間、利用者様を通して協力し、自身の高齢者介護と言う仕事に専念してもらうことができると言う仕組みです。その仕組み作りを行う必要があります。
それらを、私たち、介護する人が協力をし、また、受ける機関が軽視しない、窓口を狭めない努力をしてもらえば、きっと活用できるいい制度になると思いました。
瑞穂区は来年度から開始でありますが、各自治体によって、もうすでに開始されている自治体ややらないと言う自治体もあろうと思います。この制度を行うにあたり国から補助金が出ていることに関して等、この研修に関連した内容は、昨年12月に参加した、愛知県介護支援専門員協会の研修について当法人の当ブログに記載しました。ご参考下さい。
(精神疾患のある方や家族の支援 と言う研修 https://www.atatakai-kokoro.or.jp/blog/2022/12/07/post-15353/)