面接技術の研修に行ってきました。
2023/08/04
こんにちは。居宅介護支援事業所です。
中川区のケアマネサロン(研修会)に参加しました。
日本福祉大学校長の長岩校長の講師に招き、面接技術を向上するための研修を受けました。
相談者が悩みを打ち明け、専門職が聞き、解決に結びつけることができるか判断するわけですが、はじめから心の内を全て話すことはしないです。話し相手はどんな人だろうか?どれだけ話してもよいのか。こんなことを話してもいいのだろうか等葛藤があり、全てをさらけ出すのは勇気が必要です。相手との関係性を築き、時間を掛け、今度は専門職が深堀をするために、詳しく質問をします。また、声の掛け方、質問の仕方、相槌の打ち方等同じようなことでも言い方により質問の意味が違ったり、受け止め方が違います。
相談者が話をしてくれる時にねぎらいの言葉を掛けたり、プライバシーに関することを聞く時に、断りがあったか。一度で全てを聞こうとしていないか等、相手の相談に乗ると言うことはたくさんの考えるべきことがあると言うことです。
大変に参考になりました。
何故ケアマネジャーが研修を必要とするのか。人と接し、援助する仕事(対人援助職)としてのスキルや知識を深めること。また、介護保険を守るべき立場である。それ故に違法なことはしていないか。法律の趣旨から逸脱していないか等倫理的な立場を維持するために知識を深めること。そして、計画書を立て、適切に介護をしてもらうために調整するために、計画書の内容をわかりやすく書き、説明、理解をしてもらいながらも、高度で専門的な内容を盛り込み、本人の意欲向上をさせる大切なお仕事だと思います。