サービス利用票の科学的介護推進体制加算とは
日本介護支援専門員協会の伝達研修でLIFEの活用方法についての研修に参加しました。
日本介護支援専門員協会とは介護支援専門員の職能団体であり、医師であれば日本医師会、看護師であれば日本看護協会、弁護士であれば日本弁護士連合会等身近な資格にも資格の地位を向上させる団体があります。
また、LIFEとは科学的介護情報システム (Long-term care Information system For Evidence;LIFE ライフ)である。
つまり、厚生労働省はいつまでも長く健康に過ごしてもらうために、利用者様に情報を厚生労働省のシステムに登録するもの。
その情報についてケアマネジャーがどのように活用するかと言うこと。ただ、その前にどのように介護保険に携わる者が利用するか、その説明をされました。
そもそもの間違い。
1.多職種連携の一つの方法が担当者会議。各事業所が参加すべきであり、各事業所が直接話ができる場を持つこと。また、自身の事業所が持っている情報を共有し、問題解決に向かうようすること。やればいいのではなく、中身が大切である。これはリハビリ会議でも同様である。ケアマネジャーのみの参加では意味が薄くなる。
2.入浴をすることができない。だからデイサービスで入浴すると言う考え方。入浴できないのはなぜか。自宅の環境が入浴できないような環境なのか。それとも体が動かないのか。入浴できない環境は何処なのか。浴槽をまたぐことなのか。自分で体が洗えないのか。それぞれ5W1Hで突き詰めれば、入浴ができないと言う漠然とした課題ではなく、詳しい物になる。それにより、環境を変える為に工事をするのか、用具を買うなどして解決するのか、筋力低下があるのでリハビリが必要なのか、栄養状態が悪く気力がなくなっているのかなどなど。そうなればリハビリを利用する。配食サービスを利用する。訪問介護を利用する等色々違う方向性が見える。
ケアマネジャーが全て考える必要はなく、リハビリ職に考えてもらい、日頃の状況を見てもらい、それの意見を聞く。ヘルパーに日頃の状況と問題点を確認してもらう。それらもただ、問題点を伝えるのではなく、意見を求める必要がある。その為に会議を行うと言うわけである。それぞれの職種がただ漫然とサービスを提供するわけではなく、また、ケアマネジャーからの指示だから行うのではなく、なぜ必要か考え、それならこのように対応すべきだとそれを実行する。その間違いをケアマネジャーが指示することも仕事である。
ケアマネジャーと言う仕事はかなり奥が深く、簡単ではないと言うことである。営業職と考える人もいるがそれは間違いで、本当は技術職である。 #あたたかい心居宅介護支援事業所 #ケアマネジャー #LIFE #研修 #日本介護支援専門員協会