参考になった研修
居宅介護支援事業所です。
皆さんは玉置妙憂さん、ご存じですか。
長男が重度のアレルギーの為、息子専属の看護師になろうと決意し、看護師を取得。その後、夫のがんが発症。自宅での介護生活をする。自宅で夫を看取り、死にざまがあまりに美しかったことで、出家する。高野山真言宗僧侶となる。
メディアにも出ていて、NHKクローズアップ現代やグッとラック!。現在は毎週水曜日ニッポン放送(東海地区はCBCラジオ)でテレフォン人生相談のパーソナリティーで活躍中です。
その方のありがたい研修を受けに行きました。
水を飲みたいと言われた。ケース①その人に水を差し上げるために、水を苦労してかき集めた。その水を差し上げ、飲んでもらう。その後その人はコップを置いて去っていた。ケース②その人に水を差し上げるために、水道のように簡単に水をコップに入れることができた。その水を差し上げ、飲んでもらう。その後その人はコップを置いて去っていた。この2つの事柄。どちらも腹立たしいですが、ケース①の時のほうがかなり怒れてくると思いませんか。ケース②の時のほうが、ま、そんな性格の人と思えたりして仕方ないと思えるかもしれません。
何が違うかと言うと、水を差し上げるほうの気持ち。ケース②のほうが余裕があると思いませんか。人に仕える仕事や子育て、家事等人に誰かの為に何かをする人は、その人に対しての気持ちや思いやりは大切である。ただ、それ以上に自分自身に余裕がなければ、自身の思い通りにならなかった時に腹が立ちやすいと思います。自分自身に栄養を与える為に、自身の好きなことをすることで心に余裕が出て、相手に対する接し方も違ってきます。
この話に目からうろこでした。自身に余裕がなければ、自分の思い通りにならない時にイライラしやすくなります。相手は人間や生き物だったりします。こちらの思い通りにいきません。それでも許せるおおらかさを、自分の心や体が豊かで元気になればできるような気がします。
皆さんの心は元気ですか。
(内容が上手に表現できていない部分があると思いますが、玉置妙憂様の著書も発売されているので、ご興味ある方は購入し呼んでみてください。)