オズ、「オズの魔法使い」と出会う
自分の夢、叶えよう。
こんにちは、オズの三輪です。
今年最後のオズスタッフブログとなります。
皆様のご愛顧を賜りましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。
来年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、宜しくお願いいたします。
さて、今年最後の発信ということで、
再度オズのスタンスについてお話しようと思います。
皆様は、「オズの魔法使い」のストーリーをご存知ですか?
恥ずかしながら、自分はかなりうろ覚えなのですが、
かかし・ブリキの木こり・臆病なライオンのくだりは印象的でした。
「賢くなりたい」と願うかかし。
「愛する心が欲しい」と願うブリキの木こり。
「勇気をもらいたい」と願う臆病なライオン。
そして、「元の世界に戻りたい」と願うドロシーとともに冒険の旅に出て、
いよいよオズの魔法使いに出会った時に、
「あなたたちは、もう願いが叶っている」事を知ります…。
なかなか深い物語ですよね?
ちょっと難しく言うと、自己否定によって、自身の客観的な分析が出来ず、
それが自己嫌悪感に結びつき、「自分は駄目な奴」と思い込んでしまう…。
そんな感じでしょうか。
ところが、いざ冒険して色々な体験を積み重ねる毎に、
自身が気づかず足りていない(寧ろ全くない)と思い込んでいた
「知恵」「心」「勇気」が、元々自分の中に存在していた…。
それなのに、オズ本人から「願いを聞く必要はない」といわれても、
3人は納得できません。
そこで、作り物の脳みそや心等を与えて、自身を持たせてあげました。
すると、3人はすっかり自身を取り戻しました…。
自己否定を強く感じる人は、
自身で肯定感を提示することに強い抵抗を感じてしまう傾向があります。
オズはそのことを知っていたのですねぇ!!凄い事です!
オズは、所謂就労継続支援であるので
「働きたい」という人の受け皿としてありたいと思っています。
でも、もっと大事にしたいことは、前述のとおり、「自己肯定感」の形成です。
そのために本人たちに気づけられるような実践を
日々考えていきたいと思っています。
かかし・ブリキの木こり・臆病なライオン…
最後にはそれぞれの国の王様になりました。
元々、王様になる資質があったというところでしょうか。
オズを利用する人も、オズに関わる人たちも、もちろんスタッフも、
そんな、「自分自身の王様」になれることを願いつつ、文を閉じようと思います。